「人事評価でてんてこ舞いですよ」
と昨日お邪魔したクライアント先の課長さん。
半年前に実施した管理職研修のフォローアップです。
評価項目は以前からわかっているのですから、普段からそれを意識して部下に接していれば、そんな苦労はないはずですが…。
毎年この時期になると、賃金制度についてのご相談が多くなります。
昇給をどうするか決めなければいけませんので。
人はお尻に火が付かないと、なかなか行動を起こせないものです。
あいにく、この時点で相談されても、次年度の昇給にはほぼ間に合わないので、来年以降の仕組みをお考えになるよう勧めています。
賃金だけをいじっても社員さんの不満がたまるだけなので、人事評価の仕組みもしっかり整備するようお伝えします。
先日も、「考課表の内容を見直したいのだが…」というご相談を賜りました。
ただし、「コンサルタントに頼むお金がないので自分たちでやりたい」と。
コンサルタントに頼まずに済ませる方法をコンサルタントに相談するのもどうかと思うのですが、親切にも教えて差し上げました。 (笑)
これです。
色々な職種の評価基準が満載です。
自社に合いそうなものをピックアップして、アレンジして使うとよいでしょう。
ただし、
- どんな会社にしたいのか?
- そのために、社員さんにどうしてほしいのか?
をあらかじめ頭に描いておかないと、評価のためだけの人事評価シートになってしまいます。ご注意を。